最近の休みの日に父さんの実家の町にある公園に行って来ました。
大分遅れたけど、お彼岸の墓参りとばーちゃんの誕生祝いを兼ねてね。
公園と言っても、ならされて平らな公園ではなくて…まぁ、自然公園的なカンジかな?人気の無いあぜ道の先に、湧き水の大きな池があって、ナラ系の木の大木が生い茂っているような。ちなみに、ハンパな格好して行くと、落ち葉と土で歩けません。
昔は父さんや伯父さんが、その池までチャリを延々とカっ飛ばして、そうめん冷やして食べてたらしい。このへんの湧き水は有名らしいからね。…結構あっちこっちから湧いてるけど。
地味だが、それなりに昔からある由緒ある場所らしい。(地名の由来にもなっている。人気はないが。)
とまぁ、前置きは長いけどそんな公園に行ったんですよ。
ここの町が私が生まれた町でもあったので、ガキの頃からなんだかんだで歩き慣れた公園。
でも、久しぶりに来るとときめきますね。それに、なによりの魅力は…そのへんにゴロゴロ転がってるどんぐり!これはリスも選び放題!(ど田舎なので普通に居たりする。)
「これはコナラ」だ!「ミズナラだ!」とか、父さんと一緒にどんぐりの形から木の種類を予測してみたりしました。小さい頃みた植物図鑑をがんばって思い出すのはツラかったです。
でも、しまいには妹や父さんと(いい年こいて)どんぐりぶつけあって遊んでました。本当に、歩きにくいくらい…というかよそみするとコケるくらいあるからね!ありがたみもクソもありません。母さんとばーちゃんは爆笑してたし。
しかし、本気で投げられたのが当たると結構ピシピシと痛かったよ。
どんぐりの中には、キレイに丸く穴の開いたものが結構あります。その中には「ドングリムシ」とかいう虫が居るんだとか。母さんの話によるとえらく気持ち悪いらしいけど、一回見てみたいです。虫キライだけどね!
他にも池を泳ぐ魚を見つけたり、カモや、水鳥の仲間が通り過ぎて行くのを見たりして楽しんでいました。紅葉も見事だったけど、どんぐり見てたからあんまり覚えてないや。
あの公園には何もないけど、春はミズバショウが咲いて、夏は水鳥が子育てをする。んでもって、ホタルも飛ぶ。秋は紅葉してどんぐり拾って…。
冬は雪の下だから見れない(というか入れない)けど、なかなか面白い所だなとか思った。
ガキの頃は何もないからヤダって言ってたけど、これって年のせいなのかな?
そういえば、俺まだ二十歳なんだけど精神年齢鑑定61歳って出てたんだよな…。
書きながら思い出したけど、あの公園ってまだ鹿が水飲みに山降りてくるのかな?ちっちゃい頃に、どんぐり投げてビビらせたのは覚えてるけど。